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暗黙の焦点 別宅。

Michael Polanyiに捧げる研鑽の日々。

Howard Hunt Pattee

読書 Michael Polanyi

Hierarchy Theory; The Challenge of Complex Systems.

Hierarchy Theory; The Challenge of Complex Systems.

目次をみると表紙記載のPatteeは編者のようで、本書(1973)は複雑系システムに関する論文集だ。

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<目次>

Foreword v

Preface xi

  The Organization of Complex Systems 1 (28)

        Herbert A. Simon

  Hierarchical Order and Neogenesis 29 (20)

        Clifford Grobstein

  Hierarchical Control Programs in Biological  Development 49 (22) 

        James Bonner

  The Physical Basis and Origin of Hierarchical Control 71 (38)  

        Howard H. Pattee

  The Limits of Complexity 109(20)

        Richard Levins

Postscript: Unsolved Problems and Potential 129

Applications of Hierarchy Theories

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このPatteeの単体論文集がBiosemioticsの学会誌11月号として先月出版されたのだが、Polanyiを引用しまくり。Editor2名のうちひとりはホフマイヤー(まだ准教授か、このヒト)。もちろん、上の論文も含まれている。

値段が高い。

Patteeの論文一覧は下記サイトで確認できる(一部論文は参照も可)。Biosemiotics(Rothschild博士が作った言葉)の重鎮、という訳だ。

となると気になるのはマイケルがPatteeを知っていたかどうかだが・・・。 

知っていた。"Meaning"のp.176(第11章:秩序)に次の文章がある。

Meaning

Meaning

胚の発生を制御する原理を語っていく中で、ほとんどの生物学者はある単一のレベルのみのルールでこの原理を説明しようとしているが、一方で階層的な二重制御の原理が存在するという方向で研究を進めている研究者もいるのだとして、上述の1973年のPattee編集論文集を引いているのだ。

 すっきりした。まとめよう。

  1. 改めて、マイケルとBiosemioticsは相性が良い
  2. Meaningもきちんと読み込もう。いいことが書いてある。
  3. Patteの論文も積読リストに追加。