2007-05-05 情念としての経済 読書 現代思想 1987年8月号 特に貨幣論を土俵にして述べたことは、根底的には、情念や無意識が人間の経済行動の根本であるということに集約される。 ・・・信用や貨幣がいかなる根拠でこの世に生まれるかを語る・・ マルクスは、・・・・信用や貨幣が何を支えるかを論じた。または、それらが働いて、結局、一体なにがプラスになるのかを論じた。・・・社会のいかなる歴史的方向に関わって来るかが、そこでの最大の関心事なのである。