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暗黙の焦点 別宅。

Michael Polanyiに捧げる研鑽の日々。

ワンソース・マルチユース

Newsweek日本版別冊「ニューズウィークが見たロックの50年」。過去50年(1956年から2005年)のロックに関する記事を翻訳し一挙掲載。その時代時代でロックがアメリカ社会にどう受け入れられてきたか見て取れてる。研究者にとっては貴重な1次資料になるのではないか。

例えば1964年2月24日号では、イギリスから上陸したビートルズ旋風の物凄さをレポートしている。その他、エルヴィス/ボブ・ディランストーンズからU2/ニルバーナまで。
僕は洋楽はほとんどわからない。高校生の頃のヘビーローテーションだったビートルズを除くと、名前は聞いたことがあるけどアルバムを買ったことはないアーティストばかり。でもそんなことは知らなくても、月刊少年マガジン連載中の「Beck」(参照)なんかを読むとギターを買って練習したくなる。
Newsweekで一番面白かったのは、そうしたロックを「コンテンツビジネス」として意識的に映画と結合させた男、ロバート・スティグウッドの話だ。音楽それ自体をテーマにした映画(「サタデーナイトフィーバー」や「グリース」)をプロデュースし、公開に先行してサントラ盤を発売してどちらも大ヒット(1978年7月31日号)。これって、エンタメ業界におけるワンソース・マルチユースの走りだったのでは?一粒で何度もおいしい著作権ビジネス。機会があれば別途この辺りの話もまとめてみたい。