星を継ぐもの
- 作者: ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1980/05/23
- メディア: 文庫
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図書館で借りて、恥ずかしながら初めて読みましたよ、ええ、この傑作を。
@okemos_PESさんが#sfjpnタグで紹介していたこのブログに引用されているこのブログ「SF小説「星を継ぐもの」が紛れもない史上最高傑作である理由。【GW推薦図書】」がとても面白かったので、ご指示通り(?)GW推薦図書vol.2にしたのです。
『幼年期の終わり』を昨日初めて読み『星を継ぐもの』を今日初めて読んだという、なんて素敵で贅沢なGW(いや、おせーよ)。
栗本慎一郎とのリンケージという点では『幼年期の終わり』が面白いけれど、昨日のブログで書いた"生への執着を描く"という点では『星を継ぐもの』に軍配が上がる。いろいろな部分的事実から整合的な包括的全体像を紡いでいく発見のプロセスもマイケル的でgood。
仕事の傍らデビュー作としてこんなスゴい作品を書き上げてしまうホーガンには脱帽するばかり。
あらすじは・・・上記ブログやネットをググるといくらでも良い書評があるので割愛。
原題の"Inherit the stars"、心に染みるタイトルだなぁと思う。いくつかの星の生命の継承者としての人類。過去と未来を繋ぐ特別な存在としての人類。こういう感覚を思い切り相対化してくるアーサー・C・クラークって・・・。
本書はあの星野之宜がマンガ化しているようだ。amazonでポチっちゃおうかな。
で、次に読みたいと思っているSFはこれ。明日もまた図書館行こう。
- 作者: ロバート・A.ハインライン,牧眞司,Robert A. Heinlein,矢野徹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/03/15
- メディア: 文庫
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