incentive
【名】 動機{どうき}、誘因{ゆういん}、やる気(を起こさせるもの)、駆り立てるもの、激励{げきれい}、奨励{しょうれい}、刺激{しげき}、刺激策{しげきさく}、奨励金{しょうれいきん}、報奨{ほうしょう}
(by 英辞郎 on the Web)
特集 「経済」が嫌いな人へ
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社出版局
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: 雑誌
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若田部先生と大竹先生の論文が大変刺激的。
両先生曰く、現代経済学の最前線・中心的議論は「インセンティブ」に関わるものだ、とのこと。人々はインセンティブに反応し行動する、しかしそれは、人々が合理的に行動することを意味しない。非合理的で非利己的で意志の弱い人間の行動原理も、やはりインセンティブに沿った、本人にとっては「妥当な」判断の結果なのである。
やはり、経済人類学は20年先を逝ってたな。
情念としての経済(参照)の議論とピタリと重なるではないか!
購入済みだが読めていない下記2冊は必読と思われる。夏の課題図書。
- 作者: スティーヴン・レヴィット,スティーヴン・ダブナー,望月衛
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/04/28
- メディア: 単行本
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- 作者: ジョージ・エインズリー,山形浩生
- 出版社/メーカー: NTT出版
- 発売日: 2006/08/30
- メディア: 単行本
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同特集の冒頭に掲載されている青木昌彦先生(このヒト、自民党参議院議員会長の青木幹雄にそっくりなんだよなー。兄弟か?)の対談もgood。
社会学者のグラノベッターは、信頼のメカニズムは経済取引において、利己的な動機を抑制すると主張し、「社会的埋め込み理論」という言葉を使っていますね。経済という領域は独立してあるのではなく、社会的な規範関係の中に埋め込まれていると。
(p74)
完全にポランニー。グラノベッター? 初耳。
経済人類学への回帰現象。