人口激減
- 作者: 岡田英弘
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1999/08
- メディア: 文庫
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モンゴル(中央ユーラシア)の遊牧民族を中心に据えた、世界史解釈の新たな地平。
文庫版で持ち歩きやすく、通勤電車で精読中。とても刺激的。
特におもしろいのが、後漢から三国時代にかけての中国の驚異的な人口激減2度の波。
後漢時代には匈奴との戦いで人口が半分、三国志時代にも黄巾の乱で三分の一に激減している。
こんな減り方があるんだろうか、というぐらい極端。
戦と貧困と病なのだろうが、それにしても、6千万人が2千万人になっちゃう凄さ。
一方で、産業革命直前のイギリスや江戸時代の日本においては、極端な人口増が確認されている。産業革命や明治維新などで生活が豊かになる以前なのに、なぜか人口が増えている。
- 作者: 栗本慎一郎
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 1980/12
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こちらは乳幼児の死亡率低下が大きな理由としてあがっており、その後の著作での所謂「ウィルス進化論」につながっていく。
パンツを捨てるサル―「快感」は、ヒトをどこへ連れていくのか (カッパ・サイエンス)
- 作者: 栗本慎一郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1988/04
- メディア: 新書
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中国の人口激減にも、大規模なウィルス感染による影響はなかったのだろうか。
早く隠居して、たっぷり本を読む時間が欲しいなっと。(笑)