「冷え」がなんだって?
栗本先生がラジオ「栗本慎一郎の社会と芸術を語る」でゲストに呼んでいた、青山自然医療研究所の川嶋朗(あきら)の本を早速amazonで取り寄せて読んでみた。
- 作者: 川嶋朗
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/02/16
- メディア: 新書
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毎朝冷たいトマトジュースや野菜ジュースを飲んだり、オヤジやお袋がやっていた朝一の冷たい水道水をコップに一杯飲み干すっていう民間健康療法(?)を真似ていたのだが、本書を読んで止めました。確かに、朝から冷たいものを胃腸に入れるとお腹を下しがち。毎朝お湯を飲むようにしてから、便通も良い感じがする。
川嶋は冷えによる血行不良がもたらす病態として次の3つをあげている。
- 酵素反応が鈍くなり、免疫と代謝が低下
- 有害物質がたまり血管が詰まりやすくなる
- 栄養素が行き渡らず細胞が不活性
まぁ、ここまでは良しとしよう。でも、ここからがすごい。
- 心の病も冷えから
- 非行も冷えから
- がんも冷えから
- 不妊も冷えから
- うつも冷えから
- EDも、更年期も冷え
- 冷えてるから自殺したくなる
全て目次からの抜粋。で、最後はホメオパシーで〆る。
いったい何なんだ。有意の範囲内で語って欲しい。
※2013.2.24追記
これを読むと、多発性硬化症になると体温上昇は避けるべきものらしい。
- 作者: finalvent
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/02/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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栗本先生が大学(有明教育芸術短期大学)の講義で「説得力あるね」と言っていたというので、釜池豊秋の本も買って読んだ。
- 作者: 釜池豊秋
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2011/04/06
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でも、 このエラソーな講演をみてうんざりして止めてしまった。
釜池豊秋先生 第17回日本がんコンベンション かまいけ式健康法
糖質カットには、その後医学的にNGの声も上がっているようだ。
ということで、先生が紹介した健康法で私自身が3年以上続いているのは、ルンブルクスルベルスだけになっている。それも、センヨウではなくワキ製薬のもの。これが一番コストパフォーマンスがよい。