読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

暗黙の焦点 別宅。

Michael Polanyiに捧げる研鑽の日々。

Selected Papers

Michael Polanyi

注文していた本が米国Amazonから届いた。

『Society, Economics and Philosophy - selected papers Michael Polaniy』

http://www.amazon.com/Society-Economics-Philosophy-Michael-Polanyi/dp/1560002786/ref=pd_rhf_se_p_t_2

f:id:tacit2:20120513214856j:plain

これで、慶伊富長先生が訳出してくれた下記所収のマイケル論文の2つの原文が参照可能となった。

http://www.amazon.co.jp/%E5%89%B5%E9%80%A0%E7%9A%84%E6%83%B3%E5%83%8F%E5%8A%9B-%E5%A2%97%E8%A3%9C%E7%89%88-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%BC/dp/4938551985/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1336913735&sr=1-1

f:id:tacit2:20120513214922j:plain

「創造的想像力(Creative Imagination 1966)」と「科学における天才(Genius in Science 1972)」だ。特に後者はマイケル最晩年の論文で、想像力の働きについて明解に語っており一読に値する。例えば、身体動作についてはこうだ。

'Our imagination, thrusting towards a desired result induces in us an integration of parts over which we have no direct control. We do not perform this integration: we causes it to happen. The effort of our imagination evokes its own implementation.' 

慶伊訳:

「想像力は、初期の目的に向けて、直接コントロールできない身体各部の統合を誘起する。統合は我々が実行するのではなく、ひとりでに起こるようにするのだ。実行の喚起は我々の想像力の努力である。」 

拙訳:

 「我々の想像力は、直接制御できない自分の身体各部を、望んだ行為が達成できるような一つの統合された動作へと誘導する。これは意識的な統合ではない。結果として引き起こされる統合だ。何かを為そうとする我々の想像力が、身体動作を引き起こすのである。」