インテリジェンス
- 作者: 大森義夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/09/20
- メディア: 新書
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4つの内閣に仕えた内閣情報調査室室長が、諜報のあれこれを新書レベルで書き下ろした本。普段表に出てくることのない日本の情報組織・機関の素顔、特に内調の活動がその発足の歴史的経緯を含めてざっと理解できる。
しかし、週一で総理大臣に30分のブリーフィングをしていたという割には、文章がなかなか頭に入ってこない。報告書的な体裁でもなく変な癖のある文体で上からモノを言っている感じ。見出しと結論が無関係だったりするし。
これが日本のインテリジェンスを代表する人間の著作物とは思えない。☆。
(でもAmazon書評では5人中4人が星5つの満点でした)。