Michael Polanyi
『Knowing and Being』最終章として収録されているマイケルの「生命の非還元的な構造」。原書には出典の記載がないが、雑誌Scienceの1968年6月21号に収録されているのがわかる。 http://www.sciencemag.org/content/160/3834/1308.abstract きちんと被引用論…
ランダムさ、秩序、相互調整、境界条件などマイケルの意図を真に理解するには、一度化学反応論をきちんとやったほうがよいのではと最近つくづく思う。 そこで手っ取り早く購入したのが、 反応速度論作者: 慶伊富長出版社/メーカー: 東京化学同人発売日: 2001…
プリンストン大の科学史科教授Charles C. Gillispieに宛てた手紙の中で、マイケルは自分の異端の科学哲学を披露し、あらゆるレベルの科学分野が相互に整合していくロジックに注目している。それは暗黙知のロジックであり、定義することができずただ立ち現れ…
マイケルと宗教、特にキリスト教神学との関係は興味深い論点であり続けている。あまり触れてこなかったが、ID論を研究するためにBaylor大学に設置された'Michael Polanyi Center'の顛末についても、どこかで誰かが整理する必要があるだろうと考えている(マ…
今回紹介するのはちょっと変わり種 ・マイケルの特許について 特許を出願し、受理されているんですよ、マイケル。 1928年2月28日に出願され3年半後に受理されたその特許は、 ・「不溶性元素同士を完全に混合させる方法」 http://www.google.com/patents?id=C…
第5章は1〜12の節から成っており、1節でヒトと動物の違い・ヒトの知的優位性を言語使用の観点から整理しています。 (1)(動物と比較した)ヒトの知的優位性は、ほぼ全面的に言語使用に依拠している(due to)。 (2)言語使用はヒトの生得的な能力に基づい…
マイケルと宗教、特にキリスト教神学との関係は興味深い論点であり続けている。あまり触れてこなかったが、ID論を研究するためにBaylor大学に設置された'Michael Polanyi Center'の顛末についても、どこかで誰かが整理する必要があるだろうと考えている(マ…
マイケルの神学・創造論への影響は大きいものがあり、栗本先生は1988年時点で懸念を示している。自分に都合の良いように再解釈して利用する輩だ、というように。私もあまり相手にしておらず、そうした一冊としか考えていなかったのがJoan Crewdsonによる以下…
『Knowing and Being』最終章として収録されているマイケルの「生命の非還元的な構造」。原書には出典の記載がないが、雑誌Scienceの1968年6月21号に収録されているのがわかる。 http://www.sciencemag.org/content/160/3834/1308.abstract きちんと被引用論…
'The ontology of commitment ... can be expanded by acknowledging the achievements of other living beings. This is biology.' 昨日から読み始めた『The logic of P.K.』。まずはMarjorie Greneの論文"The logic of Biology"からにすることにした。マー…
http://www.commongroundsonline.org/content/conviviality-why-polanyi-society-may-be-best-scholarly-meeting-attend 2010/11/14 by Esther Meek 年次総会や年次会議に出席する専門家は多い。そうした学会の日程は、論文を読み、発表を聴き、それらについ…