暗黙の焦点 別宅。

Michael Polanyiに捧げる研鑽の日々。

雑誌『自由』の発刊経緯とCCF

 マイケルが主導したCCFの会議に日本から参加していたことから興味を持っていた竹山道雄の活動を追う中で、雑誌『自由』の発刊経緯とCCFの関係、そして戦後日本における雑誌『自由』とCCFが果たした役割に関心を寄せる辛島理人に辿り着いた(賛同しないけど)。

 

 以下、toggetterによるまとめ。 

togetter.com

 

読書:若森みどり『カール・ポランニーの経済学入門』

  

 

 以下、toggetterによるまとめ。

togetter.com

Kamikaze

『筑波海軍航空隊』を観た。

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学徒動員を受け選抜されたエリート中のエリートが飛行機乗りで、84名の若者が特攻隊に志願し、60名が亡くなった。これは、生き残った元特攻隊員の証言録だ。

監督はNHKのドキュメンタリーものを得意としているようで、淡々としたとしたインタビューが、戦後70年を経て90歳を過ぎた元特攻員達の日常もリアルに映し出す。劇場に行く前は「少し寝てしまうかな?」と思っていたが、出演者の体験談に引き込まれて終始大変興味深く集中して観ることができた。終戦記念日の午前中からこんな映画を観ているのはどんな層かとあたりを見回すと、半分以上が高齢者の皆様。それぞれいろいろな歴史をお持ちなのだろう。

沖縄に上陸した米軍の本土上陸を阻止すべく、自らの機体を爆弾と化して艦船に突撃していく特攻隊員達。

 

その特攻隊を迎え撃ったバンカーヒルの記録がこれ。  

特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ―米軍兵士が見た沖縄特攻戦の真実

特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ―米軍兵士が見た沖縄特攻戦の真実

 

 

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 映画館を出て、書店で小林よしのりの新作をざっと立ち読み。濃い8月15日となった。

 

卑怯者の島: 戦後70年特別企画

卑怯者の島: 戦後70年特別企画

 

 

Personal Knowledge

 

Personal Knowledge: Towards a Post-Critical Philosophy

Personal Knowledge: Towards a Post-Critical Philosophy

 

Mary Jo Nyeが新たに序文を附したP.K.が出た。もちろん、買った。

表紙は、Carl Zochのこの写真のどこかを一部拡大したもの(らしい)。

 

宇宙(the universe)。

 

If the universe were in fact meaningless, the destruction of religious beliefs would have been fully justified. 

そして、

This universe is still dead, but it already has the capacity of coming to life.

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読了:「遺伝子改造社会 あなたはどうする」